住まいのガイド

家を借りるとき、なぜ家賃保証会社と契約する必要があるのか?

近年、住まいを借りる際に、家賃保証会社の利用を求められることが多くなっています。

家賃保証会社とは、入居者(借主)が家賃の支払いを滞納した際に、入居者に代わって大家さん(貸主)に支払う会社です。このサービスを利用するには、2つの条件があります。まず、保証会社の審査に通ること。そして、保証会社に対して家賃の数%、あるいは数万円の保証料を支払うことです。この制度により、収入が不安定で住まいを借りるのが難しかった人でも契約をしやすくなりました。

かつては連帯保証人を立てれば、家賃保証会社の利用はあまり求められませんでした。連帯保証人とは、貸主からの要求があれば、借主に代わって全額を返済する責任を負う人のことです。借主の家族(主に親)がなる例が一般的でした。

ところが、近年は連帯保証人よりも家賃保証会社の利用が義務づけられていることが増えてきました。その一因としては、高齢化により親が連帯保証人として認められない例が増加していることが挙げられます。

さらに2020年には民法が改正され、賃貸借契約において個人が連帯保証人になる場合、返済について極度額を設定しなければならなくなったことも理由に挙げられるでしょう。

借主側は「家賃の滞納は絶対にしない」と思っているかもしれませんが、貸主側は借主のことを十分に知っているわけではありませんので「全額回収できないリスク」を考慮します。そこで、保証会社の利用を必須とすることで、貸主は安心して不動産を貸すことができ、借主も連帯保証人を見つける手間が省けるのです。

監修者:
株式会社ニッケンコーポレーション 岡田 園美
宅地建物取引士
賃貸仲介の営業歴16年。弊社対応エリア内の住宅の情報や周辺情報ならお任せください。お部屋探しは人生の新たなスタートです。お客様のニーズを瞬時に把握し、数ある物件の中からお客様の要望にあった物件を見つけ出しご提案することを得意としています。お部屋を借りる際の注意点やメリット、デメリットをご理解いただけるよう配慮し、ご対応させていただくことを心がけております。