賃貸物件の契約の際、必ず大家や管理会社から入居審査がおこなわれます。
入居審査では、年収や過去の滞納歴などが審査基準になりますが、その方の人柄が審査されていることもあります。
本記事では、これから賃貸物件の契約をおこなう方に向けて、入居審査の概要や入居審査が通る基準、入居審査に落ちる方の特徴についてご紹介します。
賃貸物件の入居審査とは?
賃貸物件の入居審査とは、借主に安心して所有物件を貸せるかどうかを判断するための審査のことです。
所有物件を貸す側は、家賃滞納や近隣トラブルなどを起こさない借主に貸したいと感じています。
少しでもリスクを減らすために、大家さんや管理会社が入居審査をおこないます。
入居審査で必要なものは以下のとおりです。
●契約者の住所・氏名・連絡先・勤務先がわかるもの
●連帯保証人の氏名・連絡先がわかるもの
●身分証明書や収入証明書のコピー
入居審査をする前に、仲介をおこなう不動産会社が貸主に判断する場合もあります。
その場合は、判断された時点で入居できないこともあります。
賃貸物件の入居審査にとおる年収の基準
賃貸物件の入居審査では、支払い能力がチェックされます。
基準は、家賃が月収の3割にとどまっているかどうかです。
たとえば、家賃8万円の賃貸物件であれば月収24万円が審査の基準になります。
また、家賃10万円の賃貸物件であれば年収360万円の収入がなければ審査にとおりません。
賃貸物件を選ぶときに絶対におこなってはいけないことは、無理して家賃を上げることです。
無理して家賃をあげると、生活が苦しくなります。
そのため、生活水準を下げて自分の収入に合った賃貸物件を選びましょう。
賃貸物件の入居審査委に落ちる方の特徴
勤続年数が短い
勤続年数が短いと、家賃を安定的に支払えると感じられないため、審査に落ちる可能性が高まります。
大家さんや管理会社にとっては、リスクをできるだけ下げるための安心材料がほしいはずです。
まずは、安心材料の基準が年収や勤続年数になるため、勤続年数が短い理由も伝えておくと良いでしょう。
また、連帯保証人の年収や勤続年数なども見られることがあるので、事前に確認が必要です。
家賃滞納した履歴がある
家賃滞納した履歴があるとブラックリストに登録されるため、審査に落ちやすくなります。
ブラックリストとは、滞納したり未納したり、自己破産したりすると信用情報機関に登録されるリストのことです。
5~10年間残り続けてしまい「ブラックリスト=社会的信用がない」といった印象を持たれてしまうので、80%以上の確率で審査に落ちます。
また、1度落ちてしまった保証会社と系列の保証会社に再度申し込んだとしても審査はとおらない可能性が高いので、別の保証会社を探しましょう。
まとめ
入居審査は、大家さんや管理会社によって基準がばらばらです。
なかには、とても厳しい基準をもって入居審査をおこなっている方もいます。
これから賃貸物件の契約をおこなうのであれば、本記事を参考にして事前に対策しておきましょう。
株式会社ニッケンコーポレーションでは、さいたま市のマンションを中心に周辺の賃貸・売買物件を豊富に扱っております。
マイホーム購入や、賃貸物件をお探しなら、ぜひ当社までお気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓